フィッシャーマンのためのフィッシングカフェ


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カテゴリ:カズさんからの手紙( 54 )

カズさんからの手紙 54  前夜祭での言葉

カズさんからの手紙 54
(この物語はフィクションです。)

前夜祭での言葉

昨年僕は、そんな思いに背を向けて黒駒湖にやって来た。
これからは違う。
昨晩、古葉さんが前夜祭で言った言葉が僕の気持ちだ。
「私はもう、自分のしていることを照れたり、謙遜したり、矯小化したりすることはしません。
胸を張って主張します。
ここから何かが始まる。
何かが変わる、と。
皆さん今年も協力してください。
もっとお金を稼いでそれでさらに増やしましょう、私たちの黒駒湖を。
本当のリゾート地を創るために。」
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by kftkubo | 2014-07-14 09:20 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 53 3月30日の土曜日

カズさんからの手紙 53
(この物語はフィクションです。)

3月30日の土曜日

そんなわけでもう限界点まで来ていた僕は、3月30日の土曜日から連休をとってここに立っているわけだ。
もちろん家族連れである。
ほかのメンバーもそうだ。
今日は古葉夫人の誕生日。
そして黒駒湖解禁日。
今日から始まるのだ。
今、世界は環境という面から見ると最悪の方向へ向かっていると思う。
身近なところでは、解禁で行った何ヵ所かの河川はすべて、去年より確実に死に一歩近づいていた。
あの川はブルドーザーが入っていた。
この川は上流で意味のない伐採が進み、土砂が溜り、魚の住み処が消えた。
そっちの川は護岸工事されて真直になって、むこうの川で釣れた山女魚はみんなヒレが丸かった。
魚がヒットしてロッドは歓喜にふるえる。
僕の心も一時喜びにあふれる。
だけどだまされやしない。
魚さえ釣れれば釣り人は怒らないと思ったら大間違いだ。
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by kftkubo | 2014-06-18 17:52 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 52 先月の話

カズさんからの手紙 52
(この物語はフィクションです。)

先月の話

そして一番悔しかったのが、つい先月の話。
カズさんが解禁した川に遠征し、岩魚と山女魚をロッジの食料用として持ってきたから、『初物食いパーティー』と称して湖畔でやるから来い、という話があったのに、つまらない仕事が重なってしまって行けなかったことだ。
この日ばかりは親の葬式と偽っても行きたかったなあ。
その夜、佐藤さんがさっそくロッジからホロ酔いかげんで電話をかけてきた。
「クボタァー、ク・ボ・タ・ちゃん、何で来なかったのだよ。
今日のメインディッシュを教えてあげよう、せめてもなあ。」
「岩魚とね、山女魚のワタをとったところに、味噌と醤油と、そしてここが肝心なのだけど、黒駒湖の周辺をみんなで腰が痛くなるまで探してやっと程よい大きさを見つけた、春の味、フキノトウ。
これをだな、たたいてようく合わせるんだ。
そいつをお魚ちゃんのおなかの中に詰める。
じっくりと炭火で焼く。」
「これはだ、波瀬さん名付けて『春の息吹を』だってさ。キザだね、あの人も。」
「う~ん、GOOD。残念だよなー、来られなくて。あぁうめい。」
何て奴なのだ。
もうこいつとは友達の線を切るぞ、とまでその時は思った。
残業して遅く帰って、暗い台所でひとりブルブルッと震えながらインスタントラーメン作るところだったのだから。
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by kftkubo | 2014-06-12 19:40 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 51 2033年 黒駒湖の幕開け

カズさんからの手紙 51
(この物語はフィクションです。)

2033年 黒駒湖の幕開け

ビューン、ビューン。
約五か月ぶりに聞く、カズさんの風を切るシンキングラインの音。
流れ込みでは、やわらかくバンブ一ロッドを振る古葉さんの姿も見える。
2033年 黒駒湖の幕開けの日だ。
今日一日は僕達スタッフだけの日となっている。
明日からはまた、いろいろな人達がこの湖にやって来るだろう。
今日は釣り人のひとりとして、心からここの釣りを楽しみたい。
この冬はほとんど黒駒湖へ来られなかった。
雪がとても多かったということもあるが、実際のところ、僕自身の本業の仕事のほうが忙しかったのだ。
心の糧の26日のためと、それ以外の自分の釣りのため、有給休暇をとりすぎて上司ににらまれていた。
たとえ釣りができなくても、月に何度かは黒駒湖には身を置きたいのだけれど。
しかもロッジに電話が入ったために、やたらと古葉さんやカズさん、それにヒマな佐藤さんまでがかけてくる。
やれ冬の黒駒湖を眺めながらやるウィスキーは最高だとか
しかも氷はもちろん湖の氷だって、
クロスカントリースキーでア二マルトラッキングをしてウサギと競争したとか、凍結した湖でワカサギの穴釣りをしてそれを肴に一杯とか
「禁漁なのにいいのか」
と言ったら、トラウトのみ禁漁だといった。
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by kftkubo | 2014-05-24 06:32 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 50 ライズリング

カズさんからの手紙 50
(この物語はフィクションです。)

ライズリング

佐藤さんが続けて言う。
「まあそれはともかく、そろそろこの気温ならライズが始まるじゃないか。」
ライズという言葉を素早く耳にしたカズさんがサッと時計を見た。
「今、2時15分前です。
たぶん2時頃からライズがあります。
この時期になんとドライで釣れますよ。
毛鉤?そうですね、黒のミッジなら問題なし。
カディスでもいいかもしれませんよ。」
カズさんの言葉で古葉夫人と狼大のガイアを残した全員が、すばやく身仕度をして湖に向かって行った。
 僕も少し遅れて湖に向かう。
振り返ると古葉夫人が手を振ってくれた。
ガイも尻尾を振ってくれている。
きっと湖にはライズリングが広がっているはずだ。
知らず知らずのうちに足が早まっていく。
目の前にはまだ雪を残した山並みが広がっている。
僕は春の空気を思いっきり吸い込む。
さあ、僕の心の糧の26日が始まるのだ。
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by kftkubo | 2014-05-05 06:30 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 49 僕の人生の仕事

カズさんからの手紙 49
(この物語はフィクションです。)

僕の人生の仕事

 誰ともなく拍手が起こった。
みんなが古葉さんの話に賛成し、感動していた。
僕もちょっと目頭が熱くなって、その感動の汗がこぼれ落ちないようにしながら激しく柏手をした。
三才になる息子の顔が浮かんだ。
アイツにこの駒黒湖の美しさを教えてやりたい。
本物の自然な美しい湖の素晴らしさを。
そのためにもここを守らなければ。
 古葉夫人が、とてつもなく優しい眼差しで古葉さんを見ていた。
僕はなぜかとてもドキドキしてしまい、思わず湖の方に目をそらした。
 真っ赤な目をしてクチャクチャのバンダナで鼻をかみながら、佐藤さんが
「よかっただろう、俺が紹介して。」
僕は深く二度うなずいた。
そしてあの日カズさんからの手紙が来なかったら。
実際これは僕の人生の仕事になると思う。
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by kftkubo | 2014-04-03 22:15 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 48 ハックルベリ・フィンとトム・ソーヤ

カズさんからの手紙 48
(この物語はフィクションです。)

ハックルベリ・フィンとトム・ソーヤ

 ここの雑木林にはセミもいます、クワガタもいます。
川の石にはしっかリカジカがはりついています。
野生動物や野鳥もたくさんいるし、食べられる木の実もたくさんあります。
 私は今、提案します。大人たちのためだけのものでなく、釣師のためだけでもなく、ハックルベリ・フィンやのためにも時々ここを開放したいと。
 例えば夏休みにはサマーキャンプを企画して、探検や冒険をするのです。
ぜひ皆さんも賛成して協力して頂きたい。
 そして長くなりましたけど最後に、すべてはこの黒駒湖がこの美しさでずっと存在し、しかも増殖していくことが基本です。
とりあえず明日から禁漁日までこのシーズン、がんばっていきましょう!スミマセン、長々としゃべっちゃって。」
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by kftkubo | 2014-03-13 06:51 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 47 地球上の子供達のために

カズさんからの手紙 47
(この物語はフィクションです。)

地球上の子供達のために

しかし川の状態は最悪です。
まず周りはすべて護岸されています。
そしてゴミが非常に多く、生活雑排水が入っています。
そんな川で生きている魚も哀れですが、そんなところでしか釣れない子供達も本当に可哀想でしたね。
もうちょっとしたらフライを教えて、ここで本当の釣りを教えてやりたいのですけどね。
それにしても釣り以外でも今の子供たちは可哀想ですよ。
セミ採りもトンボ採りもカジカ突きも知らずに大人になっていく。
ほかに楽しいことがあるにせよ、ファミコンやラジコンカーではあまり悲しすぎます。
みなさんは私と同様の子供時代を過ごした、幸運な大人なのです。
そっとおやじの道具箱から持ち出したトンカチで作った秘密のアジトが、台風の翌日にコナゴナになっていた嘆き、そんな感じ、ここにいる方ならわかっていただけると思います。
そういった経験はかけがいのないものなのです。
だから私は自分の息子のために、皆さんの子供たちのためにこの黒駒湖と周辺の自然を残したい。
地球上の子供達のためって言っちゃうと、ちょっと恥ずかしいし、荷が重いですからね。
それに何より私自身がいい釣りをしたかったのが一番ですけど・・・アハハッ。
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by kftkubo | 2014-02-27 08:01 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 46 黒駒湖解禁まであとわずか

カズさんからの手紙 46
(この物語はフィクションです。)

黒駒湖解禁まであとわずか

今年も釣師たちのシーズンが始まる。
いろいろな人達が、それぞれのスタイルで釣りをする。
おおきさを求める人、数を求める人、子供みたいに自由に遊ぶ人、老人みたいに形式にこだわる人。
今シーズンも我、黒駒湖では、いい魚をいい景色野中でいい人たちにいい気持ちで釣っておらおということがテーマである。
それにはやはり守ってもらわなくちゃならないルールもある。
僕たちは理性ある少年でいたい。
なんてね。
でも今日みたいにバカみたいに楽しい釣りもいい。
みなさんすみません。
これも黒駒湖レインジャーの特権です。
さあ今夜はうまい魚を腹いっぱい食うぞ。黒駒湖解禁まであとわずか。
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by kftkubo | 2014-02-10 18:50 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 45 人格者の釣り

カズさんからの手紙 45
(この物語はフィクションです。)

人格者の釣り

「ようし、いける。」
さっきまでウィスキーの氷雪ロックばかり飲んでいた古葉さんがそれを見届けると手元のディパックからルアーのパックロッドとルアーの一式を取り出しセットし始めた。
そして丁寧に穴の中の氷をアミですくうとルアーをポチャンとそこへほうりこんだ。
そしてシャクルこと数回。
「きたー。」
の叫び声。
見るとパックロッドの先がグングンと水面に向かっておじぎをしている。
「なんですか、古葉さん。」
「たぶん岩魚だね」。
ここ数日暖かかったからきっとくると思ったのだ。
それは45cmの丸々と太った岩魚だった。
そして次に僕がロッドを借りて釣り上げたのが50㎝近いレインボー。
久しぶりの黒駒湖の鱒の手ごたえ。
「あー、きたねーぞ窪田。」
佐藤さんが叫びつつしっかりとタックルをセットしている。
マルス氏などはなんと2セット持って来ていて僕に1セット貸してくれた。
そして僕たちは漁師になり子供になった。
それぞれが2~3匹釣ると古葉さんが腰を上げながら言った。
「今日はこれくらいでいいでしょう。一応僕達は人格者の釣りを啓蒙していく立場ですからね。ハッハッハッ」。
僕も笑った、佐藤さんもカズさんも。
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by kftkubo | 2014-02-02 18:40 | カズさんからの手紙 | Comments(0)