フィッシャーマンのためのフィッシングカフェ


by parlett

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
フライフィッシングの夜明け
カズさんからの手紙
野生魚を追え!!
フライ フィッシング
フライ タイイング
河川の放射能汚染
未分類

最新の記事

サクラマス巡礼 第2章 サク..
at 2017-09-09 09:12
サクラマス巡礼 第1章 サク..
at 2014-12-21 16:55
野生魚を追え!! - 川のラ..
at 2014-10-25 07:36
鬼怒サケ
at 2014-10-12 07:46
鱒釣りの聖地巡礼 その3 湯ノ湖
at 2014-08-06 21:30
カズさんからの手紙 54  ..
at 2014-07-14 09:20
鱒釣りの聖地巡礼 その2 大谷川
at 2014-06-22 21:30
カズさんからの手紙 53 3..
at 2014-06-18 17:52
カズさんからの手紙 52 先..
at 2014-06-12 19:40
鱒釣りの聖地巡礼 その1 中..
at 2014-06-08 20:30

以前の記事

2017年 09月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月

ファン

お気に入りブログ

shakerの軽井沢 F...
グリースドラインで釣り日記!
ギフの山猿「フライ日記」
渓流の近くで一泊
Down & Across
Metropolitan...
高太郎の箸休め
Uncle's Cafe
ゾウさんのHotひと息
Cloud Number 9
CURTIS CREEK 情報
つっちーのフライフィッシ...
Camel Blog
毛鉤人のViva,FF
陸に上がってた☆Flyman!
Highland Can...
Tokyo/Naha C...
ajax_spey diary
いないなのホビーハウス
和尚exさんのまんぷく日記♪
森のフィッシュ魚ッチング
~BQイッチー フィール...
ふらい人 / Towar...
amaneiro
春が来た

外部リンク

LINK

タグ

ライフログ

最新のコメント

貴重な情報ありがとうござ..
by kftkubo at 11:33
中禅寺湖南岸の放射線量率..
by 栃木還暦 at 17:14

最新のトラックバック

http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

記事ランキング

ブログジャンル

釣り
アウトドア

画像一覧

タグ:野生魚 ( 59 ) タグの人気記事

カズさんからの手紙 41

カズさんからの手紙 41
(この物語はフィクションです。)

誕生パーティー

そこへ上機嫌の古葉さんが帰ってきた。
狼犬ガイアが迎えに出た。
大型クーラーの中のビールを一本取るとそれをうまそうに飲みつつ話しだした。
「いやあ、やっとさっき50㎝ほどのサクラマスをかけましたよ。
全員が揃っているところをみると、どうやらみんな型を見られたようですね。
ところで今日の大物賞は誰だったのかな?……。
窪田さんの65cmのブラウン?それは年間でもベストテンに入りそうですね。
えっ、リリースしちゃったって‥記念に剥製にしてあげられたのになあ。もう釣れないよ、きっと。」
自分でも残念に思う気持ちもホンの少しだけあった。
でもいいのだ。またあいつに今えるに決まっている。さらに大きくなっているぞ。

「古葉さん、今日は奥さんの誕生日でしょう、殺生は行けませんよ、殺生は。なんてね。」
そんな軽口で自然にパーティーが始まった。
誕生日だって言うのに休む間も無く働いていた古葉夫人も、やっと準備がひと段落してパーティーの輪に加わった。
カズさんが今日のメインディッシュである黒駒湖・鱒料理三品、つまりサクラマスの冷燥、ブラウントラウトの照焼風ステーキ、レインボートラウトの酢豚風五目あんかけを次から次に持ってきた。
本当にうまいものを食べたら、「うまい!」としか言いようはないのだ、と実感した。
[PR]
by kftkubo | 2013-10-28 07:48 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 40

カズさんからの手紙 40
(この物語はフィクションです。)

今日は古葉夫人の誕生日

 実は今日は古葉夫人の誕生日なのである。
古葉さんの優しさというか、酒落心というか、4月2日、黒駒湖の解禁日が彼女の誕生日にあたる。
大切な奥さんの誕生日を、一番大切な湖の解禁日にしたというわけだ。
古葉さんは恥ずかしがって言わないが、そうなのだ。
カズさんにそっと教えてもらったのだ。
古葉さんのその純粋さに感動してしまった。
そしてまた、この倶楽部のために自分の土地を担保にして億近い借金をした、純粋でとんでもない人の奥さんの、そのとんでもない人を見つめる目の優しさに感動してしまう。
それにしても、この湖に来るようになってやたらと感動しやすい人になってしまった。
 「じゃ、私はパーティーの準備がありますので先に上がりますね。」
そう言ってカズさんも、狼犬に守られた美人のいるほうへ向かっていこうとするので、あわてて「僕も手伝います!」と声をかけながら湖を後にした。
 AM10:30 朝食を兼ねた古葉夫人の誕生パーティー(古葉さん以外のメンバーで勝手に決めた)&解禁パーティーは12時からだというのに古葉さんを除いた全員がすでに会場であるログハウス前広場に集まり、カズさんの手伝いをしたり、ときどきこっそりビールやらワインやらを飲っていたりしている。
[PR]
by kftkubo | 2013-10-08 18:51 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 39

カズさんからの手紙 39
(この物語はフィクションです。)

狼犬と美しい女性

 コーヒータイムも終ろうとしていた頃、狼犬と美しい女性がこちらにやって来た。
狼犬は今やすっかり仲良くなったハスキー犬のガイアである。
もっとも誰も呼びづらいので「ガイ!」と呼んでいるし、本人もそのつもりでいる。
ちなみにガイアとはギリシャ語で大地という意味だそうである。
 そして赤と黒のバッファロープレイドのマッキーノクルーザーにヘリンボーンパンツ、ガムシューズを履いた、どうしても僕より年下にしか見えない美人は古葉さんの奥さんなのである。
以前何度かお目にかかってその度に、僕よりひとつ年上だという彼女に「絶対嘘だ!」と言い続けていた僕は、すっかり気に入ってもらえたらしく、時々家族の方にと、お土産をもらったり、逆にあげたりして、僕を介して妻ともけっこう仲がいい。
それにしてもすてきな人にはすてきな奥さんがいるのだな、なんて思いつつ、同級生だった自分の妻の顔を思い浮べている僕だったりして。
[PR]
by kftkubo | 2013-09-11 12:42 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 38

カズさんからの手紙 38
(この物語はフィクションです。)

素晴らしき構想

 「それにその利益は私たちのものではありません。
魚たちを育て、私たちに感動を与えてくれる自然をもっと増やすのです。
きっといろいろな動物たちも集まってくるでしょう。
リゾート開発とやらで、この辺も安住の地ではなくなっていますからね。
ここはいわば動物の掛け込み寺でもあるわけなのです。
早くたくさんの自然を取り込まないとすぐにゴルフ場にされちゃうのです。
ですからここでの費用なんてゴルフに較べれば安いものなのです。」
 「気の早い話ですけど、最初の利益でどこを買うのですか。」
「それはもうだいぶ以前から古葉と決めていました。
黒駒湖川下流の権利すべてとその河壕全域です。」
「そうだと思いました。
去年あの辺まで釣り下って感じました。
私たちの幸川から一歩下流に下るとすっかり渓相が変わってしまっているのですものね。ゴミもやたら多いですしね。
せめてS川との合流地点までは私たちで管理したいと思いました。」
「乱暴な手段もしれませんが、今やこれくらいやらないとだめなところまできているのです。」
[PR]
by kftkubo | 2013-09-01 16:37 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 37

カズさんからの手紙 37
(この物語はフィクションです。)

来年の4月2日

パーコレーターでカズさんがいれてくれた熱いコーヒーを飲みながら、僕はずっと疑問に思っていたことを聞いてみた。
「来年の4月2日には、お客さんは来るのですかね。」
「はい。既に100件近く予約が入っています。目標としてはのべ200人まではもっていきたいですね。つまり窪田さんたちが26日間来られて、一人ずつ担当してくださって260名です。まあ余裕をもって考えれば200名が限度というところですね。」
「料金はいくらくらいするのですか。」
「1日1万円と考えています。入漁料、ガイド料で各5千円といったところですね。」
「それは少々高くないですか。宿泊費とか会費は別でしょう。」
「そうですね、たぶん2泊3日で1人5万円くらいかかると思います。それでも一度来られた方はきっともう一度来て下さいます。その感じ、分かりますよね、窪田さん。」
[PR]
by kftkubo | 2013-08-22 21:10 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 36

カズさんからの手紙 36
(この物語はフィクションです。)

スタッフミーティング

 あれから約7ヶ月。月に2~3度は必ず全員がきちんと集まりミーティングを行ない、禁漁期間以外は釣りをし、様々な自然に接するための講習を受けた。
 講師は主にカズさんが務めたが、スタッフの中にもそれぞれ一芸に秀でた人がいて、植物に強かったり、昆虫、動物に詳しかったりして、その都度講師になってもらったりもした。
何よりも驚いたことにカズさんはレスキューの経験もあることである。
応急処置などを教えてもらい、自分でも日に日にレインジャーらしくなっていくようでとてもうれしかった。

 そして今日、例年よりも少ないという雪の季節が終り、黒駒湖に春が訪れ、解禁日を迎えたというわけである。昨夜は久し振りに全員が揃い、前夜祭ということで少々飲みすぎてしまったことでもあり、朝の釣行が各自満足のいく結果を得て、カズさんが 「お茶にしましょう。」と、みんなを誘った。その声でふと時計を見ると、9時30分。日もかなり高くなってダウンジャケットが少し暑いくらいになってきていた。
[PR]
by kftkubo | 2013-08-06 11:39 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 35

カズさんからの手紙 35
(この物語はフィクションです。)

3つの質問

 僕はカズさんに3つの質問をした。
① フライフィッシングのテクニックもほとんどないし、自然に対する様々な知識もない自分に果たして出来るのか。
② 26日間のいわゆる義務日数以外に、楽しみとして来てもいいのか。
③ 自分以外に何名くらいのボランティアスタッフがいるのか。
 答えは簡単だった。レインジャーは釣りに関してはあくまでもポイントと鱒の扱い方、フライの選択くらいにしか口は出さない。
何よりも大切なことは、釣り人から黒駒湖の動植物を守ることであり、それが主目的である。
いかにローインパクトに自然の中で遊ぶか、を教えるのだという。
それらのことは2年後の正式な解禁までにしっかりと覚えてもらう、とのこと。
 そしてもちろん、いつでも黒駒湖には来てもらって結構、ただし食事は自分で用意し、準備すること。
 ボランティアスタッフは現在、古葉さんとカズさんを除く10名。
その中には僕の友人の佐藤さんも入っている。
 僕はすぐにぜひやらせて下さい、と返事をしたことは言うまでもない。

c0239720_2025229.jpg

[PR]
by kftkubo | 2013-07-24 18:30 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 34

カズさんからの手紙 34
(この物語はフィクションです。)

去年の9月

 去年の9月、あの夢のような2日間。
あの二日間が僕の人生を変えた、と言ったら大げさだろうか。
すべてはあのカズさんからの不思議な一通の手紙から始まった。
手紙を読んだだけで僕はすっかり黒駒湖のとりこになってしまい、実際に魅力的なネイティブの鱒や、カズさんや古葉さんと出会って、何が何でも倶楽部に入れてもらおうと思っていたところが、こうして新しい目的を目指す仲間たちの一員となっている。
「あなたの1年の休日のうち、26日間を黒駒湖アングリング倶楽部にください。」
古葉さんの太い声が今も僕の耳に起る。
4月2日から11月22日までのシーズンの間の26日間を釣り客のガイドを兼ねたボランティアのレインジャーになって欲しいと言うのだった。
当初それに対する報酬はないけれど商売として利益を生みだすことになれば、すべてこの黒駒湖周辺の自然を手に入れるための資金としたいということなのである。
つまり黒駒湖アングリング倶楽部は、手つかずの自然を自分たちの手で確保していき、それに賛同してくれるナチュラリストを増やしていく倶楽部なのだと。

c0239720_2001673.jpg

[PR]
by kftkubo | 2013-07-11 22:21 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 33

カズさんからの手紙 33
(この物語はフィクションです。)

大前川の流れ込み

 そうだ、初めてこの湖で釣りをしたのもこのポイントだったっけ。
大前川の流れ込み。
あの時もカズさんがすぐに40cmオーバーのブラウンを釣って、その後すぐに僕にきたのだ。だから今日もカズさんは僕をこのポイントに誘ったのかな。
あの後いろんなポイントで、あの時よりも大きなサイズも何本か上げたけど、やっぱりここは僕にとって特別なポイントだ。
 初めて訪れた去年の秋のことを思い出しながらリトリーブする僕の手に軽くコツンとアタリがあった。
そしてすぐにググーンと体ごと湖に引っ張られるような強い手応えが。
「や、やったあー」
毎度の情けない僕の雄叫びに、さっきのブラウンをリリースしていたカズさんが
「でかいですよ。」
と真顔で言ってくれた。
 確かにそいつは大きかった。
65cmのブラウントラウト。
僕の七番ロッドを限界近くまでしならせたソイツは、またしても僕にとっての新記録であった。
「窪田さん、上達しましたね。
キャスティングはもちろん、リトリーブもよくなっている。
そして何よりも大物の扱いは格段の進歩ですよ。」
カズさんのうれしい言葉に照れながらそっと鱒をリリースした。
「こんな落ち着いた気分で、こんなに大きな鱒をリリースできるなんて去年までは思いもよらなかったです。」

c0239720_1957497.jpg

[PR]
by kftkubo | 2013-07-04 06:47 | カズさんからの手紙 | Comments(0)

カズさんからの手紙 32

カズさんからの手紙 32
(この物語はフィクションです。)

黒駒湖 鱒釣解禁日

 「きたっ!」
最近は聞き慣れたカズさんの大声がしたので横を見ると、彼の八番ロッドの先が湖に向かってオジギをしている。
カズさんは相変わらず冷静な所作でラインを手繰り寄せる。
 これも見慣れた光景である。
幾度かこの黒駒湖でカズさんと釣行し、毎回あの大声にびっくりしながら、それでいてカズさんの冷静さにもあらためて驚嘆する。
だけど僕の目にはグングンとあおられているロッドが、ウッフ、ウフ、ウッフっとまるでカズさんの喜びを表わしているように見える
「どれくらいですか。」
僕の質問にカズさんは落ち着いた静かな声で、
「たいしたことないですね。
40㎝オーバーのブラウンでしょう、たぶん。」
と答えた。

c0239720_19561380.jpg

[PR]
by kftkubo | 2013-06-26 18:41 | カズさんからの手紙 | Comments(0)