フィッシャーマンのためのフィッシングカフェ
by parlett
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
カテゴリ
全体フライフィッシングの夜明け
カズさんからの手紙
野生魚を追え!!
フライ フィッシング
フライ タイイング
河川の放射能汚染
未分類
最新の記事
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-09-29 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-09-22 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-09-15 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-09-08 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-09-01 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-08-25 19:00 |
【S.Tanaka Wet .. |
at 2021-08-19 18:30 |
千夜釣行 第415夜 202.. |
at 2021-05-26 20:33 |
義母からの贈り物 その2 |
at 2021-02-13 18:40 |
【Wet Flies Gal.. |
at 2021-02-12 17:42 |
以前の記事
2021年 09月2021年 08月
2021年 05月
2021年 02月
2020年 01月
2017年 09月
2014年 12月
2014年 10月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
ファン
お気に入りブログ
shakerの軽井沢 F...グリースドラインで釣り日記!
ギフの山猿「フライ日記」
渓流の近くで一泊
Down & Across
My Fishing Life
高太郎の箸休め
Uncle's Cafe
ゾウさんのHotひと息
Cloud Number 9
CURTIS CREEK 情報
つっちーのフライフィッシ...
Camel Blog
毛鉤人のViva,FF
陸に上がってた☆Flyman!
Highland Can...
Tokyo/Naha C...
ajax_spey diary
いないなのホビーハウス
和尚exさんのまんぷく日記♪
森のフィッシュ魚ッチング
~BQイッチー フィール...
ふらい人 / Towar...
amaneiro
春が来た
外部リンク
LINK
タグ
フライフィッシング 鱒釣りの聖地 野生魚 放射能汚染 渓流解禁 福島原発事故 Wet Fly フライタイイング 丸沼鱒釣倶楽部 鬼怒川漁協 中禅寺湖 キャッチ アンド リリース ウグイ 多摩川 サクラマス 栃木県の新判断基準 東京倶楽部 鍋島 桂次郎 日光の歴史 野焼きライフログ
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
カズさんからの手紙 27
カズさんからの手紙 27
(この物語はフィクションです。)
釣りが辛いと感じたことはありませんか?
「ところで窪田さん、」
カズさんがトイレから転がるように飛び出してきて口を開いた。
「釣りが辛いと感じたことはありませんか?」
僕はちょっと返事に困ってしまった。
釣れないことがイコール辛いということになるのなら、僕の釣りはまさに苦行僧の荒行のようなものかもしれない。
釣れない日々の繰り返しなのだから。
しかし自分の釣りは結果がすべてではないのだ。
あくまでも釣りをするその過程を楽しむものなのだ、と思っている。
そんな僕の気持ちを見透かしたようにカズさんが言った。
「確かに釣りに行く前日ほど、釣りという行為の中で楽しい時間はありませんね。
とくに解禁日前夜のあの気分。
何度味わってもいいものです。
そして釣行後の仲間たちとの釣りの四方山話。
たとえ釣れなくても釣りの楽しさをしみじみ思うひとときですよね。」
「釣りに行ったときのすきっ腹にしみる酒の味。
ちょっとコゲのついた飯のうまいこと。
そして焚き火の火。
これらも、釣れない自分を大いに慰めてくれるねー。」
古葉さんがちょっと酔った声で口をはさんだ。
(この物語はフィクションです。)
釣りが辛いと感じたことはありませんか?
「ところで窪田さん、」
カズさんがトイレから転がるように飛び出してきて口を開いた。
「釣りが辛いと感じたことはありませんか?」
僕はちょっと返事に困ってしまった。
釣れないことがイコール辛いということになるのなら、僕の釣りはまさに苦行僧の荒行のようなものかもしれない。
釣れない日々の繰り返しなのだから。
しかし自分の釣りは結果がすべてではないのだ。
あくまでも釣りをするその過程を楽しむものなのだ、と思っている。
そんな僕の気持ちを見透かしたようにカズさんが言った。
「確かに釣りに行く前日ほど、釣りという行為の中で楽しい時間はありませんね。
とくに解禁日前夜のあの気分。
何度味わってもいいものです。
そして釣行後の仲間たちとの釣りの四方山話。
たとえ釣れなくても釣りの楽しさをしみじみ思うひとときですよね。」
「釣りに行ったときのすきっ腹にしみる酒の味。
ちょっとコゲのついた飯のうまいこと。
そして焚き火の火。
これらも、釣れない自分を大いに慰めてくれるねー。」
古葉さんがちょっと酔った声で口をはさんだ。
by kftkubo
| 2013-05-16 20:02
| カズさんからの手紙